津軽岩崎花紋石の製作記今日は昨日までの台に納まってる青森県津軽地方岩崎で産出される花紋石の製作過程を紹介したいと思います。まず何故 愛知県在住の自分が、青森県のこの石を手掛けているかという所から説明させていただきます。 何年か前ネットサーフィンしてて、あるサイトにて津軽岩崎赤花紋石を拝見してからどうしても気になりサイト主さんにメールさせていただいたのが始まりです。 その赤花紋石は、もう大分前に採取禁止になってて手に入れる事は出来ませんでしたが、他の場所で色合いの違う花紋石が採取できるという事を聞いたので、なんと岐阜の石友と共に、青森県のベテラン石友さんを頼りに青森県まで出掛けて採取してきたという曰くがあるのです。 それ以来ずっと青森県の石の大ファンでもあります。 今回の花紋石もその案内していただいた石友さんより送っていただいた原石を加工製作したものです(感謝<(_ _*)>) 最初に原石の状態を見て下さい、ある意味 凄いですよ! これを二台のディスクグラインダーにダイヤモンドカッターを取り付けて石のサビの部分を取りながら全体的に形成をする。 それから台に納めなければいけないので、恐い恐い底切りをします。(本当に恐いんですよ(ノ_-。)) 次は、ディスクグラインダーに石友さんから頂いた、全体的にダイヤが電着?させてあるカップホイールにて、さらに綺麗に大きなキズを取りながら、形を整えていく。 今日は、これまで、次回は研磨に移りますが、楽しみにしていて下さいネ<(_ _*)> 今日は前回に引き続き青森県津軽岩崎花紋石の完成までを紹介したいと思います。 今回の作業順序は、大まかに言うと研磨して、その次に漂白(サビ取り)して専用台に乗せて完成となります。 使用機材は、マキタのアングルドリルに軸付ラバーパッドを取り付けセラミカタイプの研磨材パッドを装着して水を掛けながら♯150~♯3000までの6種類の研磨材パッドを交換して研磨する。 仲間内では、サンワの「きらら}という研磨材パッドの中心部分から水を放出しながら研磨が出来る便利な機材を使用しておりますが、価格面とフレキシブルさのなさの問題で、コーナードリルを使用してますが、慣れればどうにかなるもんです。(重量も軽いです) サンワのセラミカ(商品名)は値段が高いので、番手によっては中国産も使用してます。 最初の画像は、研磨に使用するマキタのコーナードリルとセラミカ&セラミカタイプ(中国産)です。 研磨前の津軽岩崎花紋石です。 次は研磨終了後サビがきついので、蓚酸の水溶液の中に3日位入れサビを漂白して、その後、チオ硫酸ソーダ(ハイポ・金魚や熱帯魚の水槽の水替えの時に入れるやつ)の水溶液に入れ中和させて、ようやく完成となります。 専用台に乗せた今回完成いたしました津軽岩崎花紋石です。 ジャンル別一覧
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